モロッコ
2005年4月 第28号

2004年の秋、アフリカ大陸初上陸です。

約15時間の飛行時間を経て、日出ずる国から陽の沈む大地モロッコに辿り着きました。


で、モロッコってどこ?

ということになりますが、モロッコは北アフリカの西の端、スペインの向かい側の国になります。

ずいぶん遠い所にきたなぁ〜という気がすると同時に、

私はモロッコに対する知識が全く無いことに気づきました。

知っていることと言えば、カサブランカとういう街があって、

イスラム教徒が多くて、あと砂漠があるということだけでした。

そうです、砂漠があるのです。

日本に住んでると砂漠っていうと

「えっ!鳥取砂丘?」 (特に西日本では)

ぐらいなものですが、さすがはアフリカ大陸。

規模が違います。というより全然違うものでした。

ものすごく美しい反面、ここに置いて行かれると絶対死んでしまうと言う恐怖感があるのです。


そして、2日目に訪れたフェズという町では、モロッコの人たちにふれる機会がありました。

フェズはモロッコで最も古いイスラム王朝の都で、

その中でも「フェズ・エル・バリ」と呼ばれる旧市街は

2000以上の店が軒を連ねるスーク(市場)になっています。

フェズのスーク

スークのなかに一歩踏み入れると、そこは巨大迷路。

観光客がむやみに歩き回れば、最低2日間は脱出できそうにないくらい、

入り組んだ細い道があちらこちらから延びています。

「バラーク」と注意を呼びかける声が聞こえれば、

山のような荷物を背中に乗せたロバがすぐ後ろを歩いていたり、

子供達は通りすがりに「コンニチワ」と日本語で挨拶をしてくれます。

中には「マネー」と言って手を出してくる子もいるのですが、

キラキラと輝く目を持つ子供達を見て、とても懐かしい思いがしました。

その中でも特に印象深かったのが物売りの人たちです。

日本人観光客とみると「千円!」と日本語で声をかけてきます。

無視をしてると「2つで千円」さらに「3つで千円」。

最後には「5個で千円」にまでなります。

かなりしつこいので「お金は無い」と言うと、

「日本人は金持ち、ぼく貧乏」と情に訴えかけてきます。

それでも買わずにいると(この間20分くらいのやりとり)、捨てゼリフを残します。

「ケチ!ビンボー!」もちろん日本語で・・・。

この攻防戦は迷路の中を歩いている間に5〜6回は繰り返されるのです。

最初は面倒だと思っていたのが慣れとは恐ろしいもので、だんだんおもしろくなってくるのが不思議です。

でも、慣れた頃にはモロッコともお別れ。

私、イチオシの美しく、危うい幻想的なモロッコへ是非訪れてみて下さい。

ボリビリス遺跡−世界遺産 モロッコ
(T.I )



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