ランプの宿
2003年10月 第25号

能登半島の先端、日本海に臨む葭ヶ浦温泉にその宿はあります。

葭ヶ浦温泉といっても宿はランプの宿1件だけ。

開湯400年といわれる温泉で、昔は船で行くしかなかった秘湯といわれていた。


ランプの宿はテレビや雑誌で何度も紹介されるほど有名な宿で、

1度は行ってみたい宿のベスト10に必ず入っていると言われる。

女性風呂(洞窟風呂)から望む日本海の夕日は有名で、何回もテレビで放映されている。


ここを訪れたのが昨年の6月。

レンタカーで金沢を出発し、温泉の入り口まで2時間余り。

遠い。

県道沿いの道ばたに「葭ヶ浦温泉入口」との看板を発見。

わき道に入るが、当然舗装はしていない。

田畑の中やちょっとした林を抜けて走るが温泉らしきものは全く見えない。

単なる田舎の風景である。

そして、林を抜けると周りが開け駐車場が見える。

そこがランプの宿の駐車場であった。

確かに秘湯である。

ここから海へ向かって急坂を下ると、見えましたランプの宿。

ランプの宿

イメージしていたのと違い、建物はけっこう大きく広い。


別棟の部屋を予約していたが、そこは2階もあり、けっこう広い。

外はすぐ日本海。

但し、部屋の外に子供用のプールがあるのは少々興醒め。

温泉は本館にある。

露天風呂もあり、女性風呂は有名な洞窟風呂。

男性露天風呂は、前に日本海を臨み、背後の岩の後ろは宿への通路となっている。

海を見ようとした人が岩に近づくと男性露天風呂は丸見えである。

そのかわり、男性露天風呂から女性洞窟風呂が見えます(逆に、見られもします)。

泉質は弱塩質で体がよくあたたまります。


食事は大変豪華でおいしく食べきれないほどです。


おかみさんが美人で評判であり、おかみさんの写っているパンフレットがある。

写真は少々お若いので昔の写真ですかと尋ねると、妹ですとのお答え。

しゃれたおかみさんで、旦那さんも好感の持てる人でした。

1度行っておくと話のタネになると思われる宿でした。


ちなみに、宿はランプだけでなく電気が通っています。

ランプの宿

(Y.O)


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