2007年10月 第33号
観光ボランティアガイドとウェブログ
高松市観光ボランティアガイド I・K
最近、観光ボランティアガイドなるものが各地に誕生していますが高松市も例外でなく
6〜7年前から「玉藻公園」、「屋島」、「サンポート」(栗林公園は県の管轄)又、
今年から市町合併により牟礼源平地区も高松市観光ボランティアガイド協会に入るべく準備中です。
私も平成15年4月から講習を受けて、週末の時間がとれた時だけ参加していますが
最初の頃はお客様に教えてもらう事も度々で数え切れない程、恥をかきました(笑)
しかし、継続こそ力なりと言うか、
門前の小僧・・・経を読み で今はその場その場へ立つと自然に言葉が出てきますから不思議です。
基本的な考え方としては「観光ガイド」ですから観光客とガイドが楽しい時間を共有し、
いい思い出ともう一度行きたい・・・・と思って頂けるよう誠意を込めて一期一会の心でお接待する。
ただ、私の場合には調子に乗ると「毒舌ガイド」となりやすいので
毒舌をユーモアと受け止めてくれなかった場合は悲惨な結果が待っています・・・・
年に1〜2度の研修会がありますが何年か前の研修で、
ある講師が「観光とはその地の風物、産物、人物を観ることだと言った言葉が心に残り、
事あるごとに観光客に請け売りしています。
ただ、昔はその通りだったと思うのですが、
今はマスメディアが発達し特にインターネットによるホームページやブログ(ウエブログ)
それらにリンクしたライブカメラで自室に居ながらリアルタイムに楽しめる環境ができました。
最後の「人物を観る」、つまりその地の人達との交流はどうでしょうか?
犯罪が多発し、利己主義者が横行する殺伐たる昨今、「さわらぬ神に祟りなし」で、
お節介をすれば逆ギレされるのなら見てみぬふりをするのが一番。
そんな風潮ができてきてないでしょうか?
でも、旅先での親切や、心温まるふれ合いは嬉しいものですが、
私はそんな大げさなものでなく友達感覚で「屋島のことならまかせまい」と案内できればと思ってやっています。
そして、「今日は天気はまぁまぁですが、日頃の行ないもありますから少し霞んでいますね〜♪」
「でも、綺麗な眺めは私が一年中ブログを発信してますからアクセスしてアーカイブを覗いて見て下さい。
満開の『可松桜』も写真がありますよ〜」
と言えば、99%の人が苦笑しながらも頬を緩ませてくれます。
ちなみに無反応の1%は耳の遠いお爺さんでした(爆)
屋島も一時は「屋島ケーブル」が運行を休止し、水族館も経営母体が変わるなどしましたが、
昨年暮れから『新屋島水族館』として生まれ変わり、土日祝日は麓〜山上へのシャトルバスも運転していますし、
ウィークディーも運行する計画も上がってきました。
私たちは今後の目標として、
「屋島はお寺と血の池と水族館しかない」
から滞在時間は一時間しか割り振りしない大半の旅行会社の既成概念を打ち壊し、
東回りは源平の古戦場、西回りは瀬戸の島々から瀬戸大橋の橋脚まで
ゆうに三時間は見て回れる観光資源を観光客に知って欲しいと思っています。
ちなみに私が発信しているブログ
「観光ボランティアガイドのここだけの話」
が今年3月中旬からyahooのセカンドライフ「旅」の中で特選ブログ3件の中に入っているのがわかりました。
次の特集になれば多分除かれるとは思いますが今は観光客との会話の中でも話の一つとして盛り上がっています。
海外旅行もいいですが、身近なところでも新しい楽しみ方とか新しい発見などで楽しめると思います。
最後に屋島の事、皆さんどれだけ知っていますか?
南嶺、北嶺、屋島寺、血の池、千躰堂、三体堂、重要文化財、貞応の鐘、仰之碑、可松桜
獅子の霊巌、源平合戦を彫った石の屏風、新屋島水族館、談古嶺、遊鶴亭、千間堂経塚、
朝鮮式山城「屋島城」、県木園、一等三角点、第4展望台、四天門、ミステリーゾーン、
不喰の梨、加持水、太三郎狸、etc・・・
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