
1999年4月 第16号
「絵てがみ」
親しい人や友達への連絡手段は、やはり電話でしょうか?
電子メールやファックスもよく耳にしますし、街に出てみると、必ず携帯電話で話している人を見かけます。
かくいう私も、現代人の象徴である携帯電話のお世話になっている一人ですが、
最近、「絵てがみ」というものを初めてみました。
筆無精になっている自分に気がついたとき、何気なく見ていた通信販売のカタログに、
「絵てがみセット」を見つけ購入したのがきっかけでした。
これが書き始めると思ったより楽しく、
あっという間に、使い物にならない絵てがみが山のように出来てしまってます。
そんな絵心のない私でもそれなりに楽しめるのが絵てがみの良いところですが、
その中でも私にとって新しい発見だったのが「顔彩絵の具」の色に付けられた名前でした。
紫色にも「菫(すみれ)」「竜胆(りんどう)」など、花の名が付いたものや、
鳥の名前を色名にしている「鳶色(とびいろ)」「鶯(うぐいす)」などがあり、
自然から与えられた色に対する、昔の人々の細やかな色感に驚かされます。
また、江戸時代には人気役者の名前の付いた「団十郎茶」「梅幸茶」と呼ばれる茶色が流行っていたこともあったそうで、
「流行色」というものが昔からあったことにも驚かされました。
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