@ 家庭崩壊につながる

 エホバの証人の多くは主婦です。エホバの証人になると、野外奉仕という名の戸別訪問を求められます。強制と表向きでは言いませんが、実質上ノルマ化され、毎日1〜3時間の割りで、戸別訪問して歩きます。また、平日の夜には、彼らの施設「王国会館」で学びや訓練の時があり、毎週4〜5時間は家を空けることになります。
 そうなると、どうしても家事がおろそかになり、他の必要なことも切り捨てざるを得ません。また、一家団らんのときも失われます。それは、家族にとって、特に夫にとって面白うかろうはずがなく、不満になり、小言になり、夫婦喧嘩になります。「もう、やめてしまえ!」と怒鳴ってしまうでしょう。しかし、エホバの証人になったときからその事態に対して予防線がしっかりと張られています。「家族からもきっと反対や迫害があるだろうから、それに負けてはいけない」と。だから、家族がいくら道理に基づいてさとそうとしても、ひるんだり、妥協したりすることはありません。かえって、さとす夫にサタン(悪魔)がついていると言ったり、ときには子供にそう吹きこんだりしますから、ますますこじれてきます。
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 エホバの証人の多くの家庭において、離婚、別居の事態が発生しています。妻がエホバの証人になったが故に夫婦の生活が破綻したとして、夫が離婚を求める訴訟が全国的に相次いでおり、その多さに、日本のマスコミも注目し始めています(毎日新聞1994年6月7日夕刊)。そうならないためには、初期の段階でご相談いただくことが大切ですが、それ以上に、エホバの証人との学びを始めないことがもっとも大切なのです。
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